走行中のナビ操作を可能に
※※このページを参考に自車を改造される場合は、あくまでも自己責任でお願いします。改造の結果、不具合が生じたとしても当方は責任を負いかねますのでご了解ください!※※ わがVOXYに搭載しているナビゲーションシステムは、メーカー純正。車の走り装置と連動していて便利この上なしですが、走行中にナビゲーション操作をしようとすると、ディスプレー上のボタン類はグレイアウトとなってしまい、けっこう不便です(^^;;; これは車速信号を検知しているからで、車が発進すると信号を検知し、 それとともに自動的にグレイアウトとなってしまう仕組みだからです。 ということは、車速線を断ち切ってしまえば、ナビまで信号が届かなくなるので走行中でも画面はアクティブになるはず (下写真の赤矢印で示した黒線が、車速検知線です)。 しかし、単に切断した状態にするとどうなるか。 ナビゲーションシステムの自車位置検知は、 GPS衛星からの電波を受信することが基本ですが、 都会のビル街や、郊外の山影、トンネルなど、電波の届きにくいところでは、 車のスピードやハンドル操作等によって、自車位置を検出する仕組みになっており、 車速検知線を切断すると、走行中の速度情報をナビが得られなくなるため、 自車位置検知の精度が劣ることとなります。 そこで、車速検知線の接続をON・OFFするスイッチを間に設けることにしました。 ホームセンターのカー用品コーナーでふつうに売っているON-OFFスイッチ。 車速線を切断し、間にこのスイッチが挟まるよう接続します (下写真の2つの赤矢印が接続箇所です)。 スイッチは、ステアリング右側の、 オプションスイッチを取り付けるスペースを活用することにしました。 しかしダミーではまっていたスペーサーを取り払うと、 スイッチがピッタリとはまるには、非常に中途半端な大きさ(^^;;; 裏に両面テープを貼って取り付けようとしても、 接地面が非常に小さく、グラグラ。これでは実用に値しません。 周辺の部品とにらめっこしながら、しばし思案。 すると、スイッチのパッケージにクッション材として入っていた グレーのスポンジが目に入りました。 さわってみると、柔らかすぎず、堅すぎず、 ちょうど良い感じ。 「これだ!」 スポンジを削り、真ん中に穴を空けてケーブルをとおし、 それを目的の場所に据え付けると……。 果たして! ピッタリとおさまりましたヽ(^0^)ノ 内装のASSYを傷つけることなくおさまりました♪ さてテスト走行です。 スイッチがONの位置だと、通常どおり車速信号が流れるので ナビのボタンはグレイアウトになります。 その時にスイッチをOFFに倒すと、 車速信号がナビに流れなくなるため、 今までグレイアウトだったボタン類がすべてアクティブになります。 目論んだとおりの動きが実現したので、気分は上々♪ |